開業して18年。超ベテラン院長の更なる展望とは – 訪問歯科の開始と院内環境整備 –
目次
■ 訪問歯科の開始 と 院内環境整備
東京医科歯科大学 大学院を卒業後、埼玉県上尾市で開業して18年が経った杉山先生にデンタルパートナーズのサポートを導入した経緯とご感想、今後の展望についてお伺いしました。
- — 杉山歯科 院長・歯学博士 —
杉山 榮一 先生
東京医科歯科大学 卒業
東京医科歯科大学 大学院修了
杉山歯科 開業
– デンタルパートナーズを依頼するきっかけは何でしたか?
フィードが出している隔月誌の「FEEDNOTE」で訪問歯科とか強診に関する記事を読んだことがきっかけでした。
- ・外来に来られていた患者さんの中に寝たきりになって来られなくなってしまった方がいること
- ・今後ももっと通えなくなる患者さんが増えてくるだろうと思っていた
- 上記の理由から、訪問歯科を始めたいと以前から考えていました。
そのような時にフィードで「訪問歯科とか強診」についての記事を読み、フィードデンタルパートナーズに問合せてみたのですが、実際に話を聞いてみると訪問歯科の立上げから介護保険請求、さらに外来などの施設基準まで想像以上に幅広く対応してくれるのがとても魅力的に感じましたね。
– サポートの感想を教えていただけますか?
訪問歯科関連以外にも、診療が忙しくなかなか手をつけられていなかった院内の経営課題までサポートまでしてくれているので大変助かっています。
私自身がPCやインターネットといったものにあまり詳しくなくて、つい設定等を後回しにしてしまっていたのですが、そういったニーズもこちらからまとめて伝えなくても会話の中からくみ取ってくれて院内環境を整えてくれたんですよね。訪問歯科以外のことも相談に乗ってくれる良いパートナーだなと思っています。
-院内環境を整備した中で一番影響が大きかったものは何ですか?
すでに医院に設置している医療機器で算定できる施設基準の届出ですね。追加費用をかけて機器を購入せずに月の売上が上がったのはありがたいです。以前から取得していた施設基準は5つだけだったのですが、追加で7個も取得することができ、現在取得している施設基準は計12個となりました。その中でも特に、外来でも加算できる外来後発医薬品使用体制加算1は算定できるようになって非常にありがたいですね。
-どんな先生にこちらのサポートをおすすめしたいですか?
レセプトや届出関係で困っている人におすすめですね。二年に一度の歯科医師届出票の提出などもちゃんとリマインドしてサポートしてくれましたし、オンライン資格認証などは調べるのも設置をするのもかなり時間がかかるので、そういったことをサポートしてくれる人がいるのは大変助かりますね。今後の診療報酬改定なども含めて一人では対応に不足が出てしまう部分を補ってくれる、事務長さんのようなイメージです。
-今後の展望を教えていただけますか?
そろそろ事業継承を考えているんです。どのように進めていくのが良いのか、時期なども分からないことだらけなので、そちらもフィードさんに相談しながら進めていきたいと思っております。
■ フィードデンタルパートナーズのサポート内容
- — 杉山先生の場合 —
- 施設基準取得サポート、院内ネットワーク環境整備、オンライン請求の整備
■ 施設基準取得サポートについて – シニアコンサルタント 永村 –
永村)杉山先生の医院には施設基準の取得にかかる機器があったのですが、届出や書式に合わせて書類を集めたり、その他の届出にかかる要件の確認・記入をするのが進んでいない状況でしたので、そちらをメインにサポートしております。
- 杉山先生の医院に設置してあった施設基準の取得にかかる機器
● 手術用顕微鏡…手術用顕微鏡加算(手顕微加)、歯根端切除手術の注3(根切顕微)
● パルスオキシメーターなど…歯科疾患管理料の注11に規定する総合医療管理加算及び歯科治療時医療管理料(医管)
● 歯科用筋電計…睡眠時歯科筋電図検査(歯筋電図)
● 後発品の処方(全体の9割)…外来後発医薬品使用体制加算1(外後発使)
①施設基準の届出
施設基準の届出は必要な要件が決まっているのでそちらを確認し、厚生局への届出のサポートまで行いました。
– 外来後発医薬品使用体制加算1 –
使用されているレセプトコンピュータに薬剤別集計機能が無かったため、外来後発医薬品使用体制加算1が一番手がかかりましたね。後発品の処方割合が全体の9割以上でないと出せない施設基準だったため、先生にもご協力いただき診療毎の処方内容をメモしてもらい、手動で3か月かけて集計しました。処方ごとに5点加算が付くので、外来にも影響が大きく先生にもとても喜んでいただけました。これだけで月の売上が5万円以上増えることもありますから。
②オンライン資格確認
先生の医院ではオンライン資格確認は導入済みだったのですが、請求をオンラインにしていなかったがために電子的保健医療情報活用加算が取れていない状況でした。そのため、届出、PCの設定も含めオンライン請求に切替るサポートを実施しました。これにより、電子的保健医療情報活用加算はもちろん、請求時にエラーを修正できるようになったことで返戻を減らすこともできました。
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杉山先生と同じように、「訪問歯科」や「院内環境整備」、「施設基準取得」に興味がある先生は、
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