FEEDが考える開業の落とし穴(後編)

今回は【FEEDが考える開業の落とし穴】の後編についてお話したいと思います。

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■開業前の落とし穴2つ目は【採用】

開業前の落とし穴1つ目は【物件を見つけてから全ての準備を一気に進める】穴だったため、先生ご自身で解決出来る事がほとんどでしたが、後編では一番怖い落とし穴「ご自身では解決できない事」を書いていきます。
それは「他人」が深く関わる事、つまり【採用】穴です。

 地域差はありますが、歯科の人材採用はとても大変です。
どの媒体で求人を出すのか?どの期間から採用活動を始めるのか?給与形態はどうするのか?雇用保険や社保はどうするか?…など事前に決めて準備しておかないといけない事だらけです。

■採用で抑えるべきポイント

大変なことは多いですが、採用は開業後の運営で一番大切なポイントになります。
開業直前の採用活動になってしまい、とりあえず人数だけを揃える事もありますが、採用した方々が先生の求めている仕事をしてくれない場合はどうしましょう?採用したからには簡単に解雇することは出来ないですし、辞めていただいたとしても、その方が近所にお住まいの場合は間違いなく悪評を流されるでしょう。

【開業時における人材採用の妥協や失敗】は一番大きな落とし穴となり得ますし、
「先生が求める人材=どこの医院でも求められている人材」なので採用競争率は高いです。

ですが、開業地近隣の給与状況などを調べて募集時期を決めて、どうすれば長期的に良いスタッフが働いてくれるのか?と準備して備えることは開業前からでも可能です。まだやっていない先生も少しずつ考えてみてはいかがでしょうか。

■開業の落とし穴を回避し続けると…早期安定運営から短期収益化が高確立で達成できる

ここまで書いて来ましたが、

  • 院内オペレーションをどうするのか?
  • HP制作はどこに依頼するか?
  • ポータルサイトには登録すべき?

などまだまだ沢山考えるべきことはありますし、重要度の大小はありますが、そのどれもが【落とし穴】だと私は思います。
小さい落とし穴に落ち、妥協した選択をした場合はその後も妥協の連鎖が始まり、3年後には先生が目指していた歯科医院とは真逆の結果になる確立が高いです。

 ここまでこの記事を読んでいて「落とし穴ばかりじゃないか」「嫌な話ばかりでやる気がなくなった」「こんな苦労をするくらいなら勤務医のままがいい」と思われるかもしれません。ですが、逆に【落とし穴】を無くせば、早期安定運営から短期収益化が高確立で達成できるのです。さらに、それらの【落とし穴】はご自身の動きで殆どが解決できます。

 私の私の担当させていただいた方でも、事前準備をしっかり行い余裕ある開業を行った先生短期収益化を達成し、次なる目標のために邁進していらっしゃいます。

■落とし穴回避のコツ=「出来ないことは無理せず外部業者に依頼する」

落とし穴の回避はご自身の動きで殆ど解決できるとお話しましたが、出来ない事を無理してやる必要はありません。ご自身のためにも出来る人にお願いするようにしましょう。

 内装は先生では難しいため、内装業者へ依頼をするのと同じです。融資を受ける事業計画などは会計士さんや税理士さんへお願いすればいいですし、人材採用の雇用保険や社保、評価制度の整備、給与支払いなどは社労士さんへ相談と対応をお願いしましょう。

 開業からの収益化に向けた運営管理や施策などは、私達のような経営サポートに任せていただければ、落とし穴に落ちずに目指すべき医院をじっくり考え作る事に専念ができます。

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■開業前の落とし穴【後編】まとめ

  • ◇開業前の落とし穴2つ目=【開業時における人材採用の妥協や失敗】
    →直前の人材採用になり人数だけ揃えるとその後にしわ寄せが来ることが多いため、開業地近隣の給与状況などを調べて募集時期を決めて、『どうすれば長期的に良いスタッフが働いてくれるのか?』と準備することが大切。
  • ◆落とし穴を回避し続ければ『早期安定運営から短期収益化が高確立で達成できる』

    ◇落とし穴回避のコツは『出来ないことは無理せず外部業者に依頼する』
    →落とし穴回避も私たちのような歯科コンサルティングに相談いただくことで避けられることは沢山あります。

今回は【落とし穴】についてお話させていただきましたが、【落とし穴を無くす=成功への近道】であり、それは事前準備や業者さんと連携することで達成できます。私達でお手伝いできる事も多いと思いますので、開業で少しでもお悩みの方はお気軽に無料相談してみて下さい。

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